アンケートの愚
大体アンケートに真剣に答える人は少ない。
適当に答えます。
結果、中途半端などちらともつかない答えが多くなります。
しかし、まとめるほうはそれこそ真剣にまとめるようです。
いい加減に答えているのだから、結果もいい加減なはずなのに、まとめるとさも本当のような形になっている。
全く信用してはいけないのに、それをニュースで扱う。
ネタがないので、自らネタを作るようにアンケートを採る。
信用しないのが、ごく普通のまともな人のとる姿勢です。
(アーカイブス)
2013/06/09(日)
グレートジャーニー展を観る
外出の帰り、上野の国立科学博物館の「グレートジャーニー展」に行きました。
探検家で医師の関野吉晴氏による人類の誕生から世界への移動への旅を回想した展示です。
フジテレビで放映して、反響を呼びました。
今回は、その足跡を集めた初めての展示ということで、大変興味深いものでした。
ただ、やはり旅自体が壮大で感動深いものなので、展示はどちらかというと、その感動を知っている人の確認的要素が大きいように感じました。
展示は1つのテーマにまとめて示さないといけないということで、かなり苦労の跡がうかがわれました。
昔なら、月の石一つでお客さんを呼べたのが、次から次に要素を詰め込まないと満足しないのでは、という主催者の意欲とそれゆえのテーマの拡散というジレンマがあるように思えてなりません。
学術的な面と娯楽的な面からのアプローチ。
本当のテーマは前者でしょうが、実際に反響を呼んだのは後者なので、もう少しテレビ放映に絞った展示であれば、すっきりしたと思います。
ただ、そうすると商業的要素が強く、働き掛けが弱くなる。
こうした企画展のむずかしさを実感しました。
だいじ経営年金事務所http://daizizimusyo.jp
適当に答えます。
結果、中途半端などちらともつかない答えが多くなります。
しかし、まとめるほうはそれこそ真剣にまとめるようです。
いい加減に答えているのだから、結果もいい加減なはずなのに、まとめるとさも本当のような形になっている。
全く信用してはいけないのに、それをニュースで扱う。
ネタがないので、自らネタを作るようにアンケートを採る。
信用しないのが、ごく普通のまともな人のとる姿勢です。
(アーカイブス)
2013/06/09(日)
グレートジャーニー展を観る
外出の帰り、上野の国立科学博物館の「グレートジャーニー展」に行きました。
探検家で医師の関野吉晴氏による人類の誕生から世界への移動への旅を回想した展示です。
フジテレビで放映して、反響を呼びました。
今回は、その足跡を集めた初めての展示ということで、大変興味深いものでした。
ただ、やはり旅自体が壮大で感動深いものなので、展示はどちらかというと、その感動を知っている人の確認的要素が大きいように感じました。
展示は1つのテーマにまとめて示さないといけないということで、かなり苦労の跡がうかがわれました。
昔なら、月の石一つでお客さんを呼べたのが、次から次に要素を詰め込まないと満足しないのでは、という主催者の意欲とそれゆえのテーマの拡散というジレンマがあるように思えてなりません。
学術的な面と娯楽的な面からのアプローチ。
本当のテーマは前者でしょうが、実際に反響を呼んだのは後者なので、もう少しテレビ放映に絞った展示であれば、すっきりしたと思います。
ただ、そうすると商業的要素が強く、働き掛けが弱くなる。
こうした企画展のむずかしさを実感しました。
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