三島由紀夫の『絹と明察』
滋賀の近江絹糸の労働争議に材を取った小説です。
あくまで小説で、フィクションですが、結構事実にも近いところが労働争議の場面ではあります。
女工哀史の歴史から、繊維産業は、日本の産業の中心を担ってきました。
旧式の家内産業的な古い経営、精神重視、プライベートまで及ぶ今から見れば前近代的経営が多く残っていた時代です。
しかし、労働者の権利を求めて、ストを実行する話は古くて新しい話でもあります。
21世紀も20年以上過ぎて、かつての労働争議と変わらない事態が、未だに日本では、西武そごうの例でもあるように、日本全国あるに違いありません。
三島の小説以上に、今や、外資の参入、M&A流行の時代で、最新の問題になっているとも言えます。
三島の小説で扱っている数ある予言の中で、この問題は、今現在の欧米式経営がすべて良いのかも問うているとも感じます。
(アーカイブス)
2019/11/10(日)
組織のゆるみは内閣だけか
例えば警察。
呆れさを通り越して、ああ、またかというくらい、取り締まる側の人間が捕まります。
郵便局も最近不祥事が続きます。
NHK職員の不祥事も多い。
医者、有名大学生等々ゾロゾロつかまります。
こんなにいわゆる正義の面々が捕まるのが、異常なのか。
はたまたこれが普通なのか、少し違った思いにも至ります。
実は昔も今も同じで、今は報道されるだけで、多いと感じるだけ。
そんな気がしてきました。
あくまで小説で、フィクションですが、結構事実にも近いところが労働争議の場面ではあります。
女工哀史の歴史から、繊維産業は、日本の産業の中心を担ってきました。
旧式の家内産業的な古い経営、精神重視、プライベートまで及ぶ今から見れば前近代的経営が多く残っていた時代です。
しかし、労働者の権利を求めて、ストを実行する話は古くて新しい話でもあります。
21世紀も20年以上過ぎて、かつての労働争議と変わらない事態が、未だに日本では、西武そごうの例でもあるように、日本全国あるに違いありません。
三島の小説以上に、今や、外資の参入、M&A流行の時代で、最新の問題になっているとも言えます。
三島の小説で扱っている数ある予言の中で、この問題は、今現在の欧米式経営がすべて良いのかも問うているとも感じます。
(アーカイブス)
2019/11/10(日)
組織のゆるみは内閣だけか
例えば警察。
呆れさを通り越して、ああ、またかというくらい、取り締まる側の人間が捕まります。
郵便局も最近不祥事が続きます。
NHK職員の不祥事も多い。
医者、有名大学生等々ゾロゾロつかまります。
こんなにいわゆる正義の面々が捕まるのが、異常なのか。
はたまたこれが普通なのか、少し違った思いにも至ります。
実は昔も今も同じで、今は報道されるだけで、多いと感じるだけ。
そんな気がしてきました。