日々是“荒”日

　ユーチューブで、誰もが見るだけでなく、出演者として発信できる時代になりました。

　テレビのチャンネルどころではない、様々な種類、数の動画がアップされています。

　こうしたユーチューブには、玉石混交で、面白く質の高いものがある半面、回転すしのいたずらなど、到底容認できない悪質なものまで様々です。

　言えるのは、視聴数を多く稼ぐ優良番組は、もうテレビを超えているのではないかと思わせる出演者が多くいるという事実です。

　テレビに出ている芸能人ではなく、いわば素人です。

　それがタレントをしのぐ、面白さで出演しています。

　若い人がテレビを見なくなったといいますが、確かにユーチューブを見ていれば十分に感じます。

　はっきり言って、制限があるテレビよりも面白い場合が多い。

　古い世代に支持されてきたテレビも、かなり立場が危うい事態になってきました。

　これから、身売りや合併、消滅なんて事態にもなりかねない流れではないでしょうか。

　そして、そうした事態になっても当事者くらいしか困らないのが事実ですから、流れは止められないのではないでしょうか。

（アーカイブス）
2019/03/10(日)
プロレスの時代
　昭和はプロレスの時代でした。

　子供の頃は真剣に、真剣勝負と信じて、手に汗握りテレビで見ていました。

　大人になるにつれ、プロレスがどうやら真剣勝負ではなく、ショーだということが自他ともに分かってきました。

　格闘技がプロレスだけでなくなり、異種格闘技戦でプロレスラーが最強でないことが証明されたのも大きかった。

　しかし、プロレスは冬の時代は過ぎ、過去のものとなった今、再び、エンターテインメントとして復活の兆しも見えます。

　真剣勝負ではなくても、結構迫力あり、見れば面白い。

　新しい時代の新しいプロレスが出てくるかもしれません。

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