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三島は文学座員だった

 三島由紀夫は小説家と同時に劇作家でもありました。

 劇作家として独立した立場ではなく、新劇の老舗の文学座の座付き作家として所属していました。

 三島はあまり当時の文壇とは接触がなく、主に劇作家として、演劇関係者と交流し仲間意識も深い関係にありました。

 しかし、座付き作家として脚光を浴びていた三島に、思いもかけない、他の作家、俳優の独立騒ぎを自分には知らされずに起こされる事件が起きました。

 路線の違いから、それまで信頼していた仲間から裏切られる形で、取り残されました。

 これは三島にとって大きな心理的打撃でした。

 後の作品、人生に大きく影響しました。

 この経験が、三島の戦後文化人としての傾向から、大きく保守路線への転向に旋回する契機となってのでは、と推察する評論を読みました。

 小説家として後世に名をはせる三島ですが、劇作家としても現実と接点を持ち、華やかな世界と仲間に囲まれ充実した立場だった三島が挫折を味わった大きな事件でした。

(アーカイブス)
2019/03/03(日)
職業に貴賤あるか
 職業というより、職業についている人に卑しい人の割合が多いかと言えば、語弊があるかもしれませんが、分かりやすい。

 人間色々いて、誠実な人もいれば、どうしようもない人もいる。

 しかし、朱に交われば赤くなるで、業界がどうしようもない人を育てる例もあるやに思います。

 業界がそうしたどうしようもない雰囲気を作り出している。

 考えるとあの業界、この業界、具体的な名前が思い浮かびます。

 敢えて言いませんが、あの業界です。

           だいじ経営年金事務所http://daizizimusyo.jp

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