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怪しいぞ、占い番組

 民放テレビで、占い番組を放送しています。

 占いで1時間番組を組むのはかなり無理がある気がしますが、視聴率があるようで、続いています。

 この番組で、占い師が相談者の個人的事情を言い当てて、相談者(たいていまだ年配とは言えない女性)がビックリし、キラキラ目で占い師を見つめる場面があります。

 ここで視聴者は、この相談者と一緒に、占い師に絶大な信を置くわけとなります。

 これが怪しい。

 たかが占い師ごときが、その人しか知らない個人事情が分かるはずがありません。

 こんなことは、冷静に考えれば、誰でもわかります。

 しかし、相談者(たいてい女性)は、エーっと驚いて、何で分かるんですかと、尊敬とあこがれの表情で反応します。

 大変怪しい。

 もしかしたら、この相談者もグル、やらせかも知れません。

 そうでなくても、誰かがこの占い師に情報を教えているはずです。

 こうした一見、スルーして、素晴らしい占い師が登場する番組は、大変世の中に害をまき散らしています。

 BPO、放送倫理・番組向上機構で審査すべき問題です。

 ただ、これは自粛組織ですから、かなり問題なければ取り扱われないでしょう。

 世の中、ぼーっとしていると、詐欺的事象がごろごろ転がっていて、多くのセンシティブ、ナイーブな若い人は知らずに騙されていると私は思います。

(アーカイブス)
2017/11/19(日)
古い映画が面白い(続)
 『ラストショー』(71年公開、アメリカ映画、ピーター・ボクタノビッチ監督)。

 50年代、アメリカテキサスの田舎町でのほろ苦い青春を描いた映画です。

 とにかくかなり田舎で、西部劇に出てきそうな町が白黒画像で描かれます。

 主演が後に大物になるティモシー・ボトムズ、ジェフ・ブリッジス、そしてシビル・シェパード。

 初めに出てきた女優シビル・シェパードがどこかで見た顔で、この映画でデビューとのこと。

 日本では、駆け出しだったブルース・ウィリスの出世テレビ番組『こちらブルームーン探偵社』でおなじみの女優でした。

 わざと白黒での撮影でノスタルジーを演出したのでしょうが、大成功といえるでしょう。

 これもいろいろなエピソードがつづられますが、「女性は強い」「男は情けない」ということが特に青春時代は強烈だということを思い知らされる気がしました。

 プレイスインザハートはまだまだ弱い立場の女性の再生を描いていましたが、この映画は情けない男と強い女(弱い女も強く感じる姿)の姿が迫ってきます。

       だいじ経営年金事務所http://daizizimusyo.jp

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