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ディケンズの小説

 イギリスの国民的作家、チャールズ・ディケンズの小説『荒涼館』。

 この作家は、いわゆる純文学のような観念小説ではなく、大衆文学のような平易な読みやすい物語を紡ぎだします。

 しかし、人間の深い真情、社会性に富んだ、考えさせるテーマを孕んだ魅力ある世界を提供してくれます。

 この小説は、日本にも関係ある裁判の不可解さ、当事者には理不尽に思える長期の負担が根底にあります。

 あまりに長期に及ぶ裁判に、事の経緯がわからなくなっているという日本の裁判にも通じる問題を提起しています。

 さらに、解決されては困る、ずっと続いていたほうが得という人もいる、皮肉もあからさまにしています。

 そのほか新型コロナウィルスではないですが、当時流行った天然痘についても触れています。

 詳しい筋はネタ晴らしで、これから読む人に、差し障りますから控えますが、とても面白い小説です。

(アーカイブス)
2017/07/17(月)
規制は悪いことなのか
 貿易自由化が世の流れです。

 関税撤廃、規制無し自由化でないと時代遅れのようです。
 
 しかし、本当に規制無しが最善なのか、疑問があります。

 例えば、農業。

 食料自給率が高くないと、大切な食料の調達を外国に頼ることになります。

 非常事態になって、外国に頼れなくなった場合、食料が供給できない事態になったらどうするのか。

 経済原理だけで、自由貿易だけで、農業を保護しないと大変危険です。

 一度農業を手放すと、担い手を養成することは容易なことではありません。

 農業者は強くないという前提で保護すべきではないでしょうか。

 国家安全保障の観点からも大切です。

      だいじ経営年金事務所http://daizizimusyo.jp

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