ウィスキーとビールの人気逆転
ウィスキー人気で、モルト不足で生産が需要に追い付かず、品不足を呈しているというニュースがありました。
私が会社に入ったころは、ウィスキーの人気が低下し、何とか需要喚起に苦心惨憺していました。
逆に、その頃はビール人気で、ちょうどアサヒがスーパードライを発売し、業界シェアトップをそれまでの不動のキリンから奪取したころです。
バブル時代です。
宴席でウィスキーは、ほとんど誰にも顧みられず、お情けに少しだけサントリーだるまか、スーバーニッカを好きな人だけに少し用意する程度でした。
それが今やどうでしょう。
人気は大逆転。
ビール人気が低下し、ウィスキーが足りない事態となりました。
思えば、ハイボール復活が契機になったのではないでしょうか。
男の飲み物だったウィスキーが、女性もハイボールで飲みやすく、気軽に手に取り飲むようになった気がします。
私はお酒を飲みませんから、こうした事態を不思議に思いつつ、冷静に面白く見ています。
(アーカイブス)
2017/04/09(日)
身も蓋もないトルストイ
『クロイツエルソナタ』という短編があります。
トルストイは結構健康で60歳で第9子を設けた一方、夫婦仲が悪かったことで有名です。
結婚、性といった切実なテーマに大変現実的、かつ否定的に、また、一部の人に共感を呼ぶ見方をした強烈な小説を書いています。
私もどちらかというと、トルストイに同調する部分があることはあります。
しかし、読者サービスなのか、あまりに強烈です。
救いようがありません。
いわば非恋愛小説です。
恋に焦がれる若い人はこれを読んだらどう思うか。
最初から読まないか、途中でやめるか、そういうこともあるかとか表面上受け止めるか。
熟年世代にとっては、なんとも苦い小説です。
だいじ経営年金事務所http://daizizimusyo.jp
私が会社に入ったころは、ウィスキーの人気が低下し、何とか需要喚起に苦心惨憺していました。
逆に、その頃はビール人気で、ちょうどアサヒがスーパードライを発売し、業界シェアトップをそれまでの不動のキリンから奪取したころです。
バブル時代です。
宴席でウィスキーは、ほとんど誰にも顧みられず、お情けに少しだけサントリーだるまか、スーバーニッカを好きな人だけに少し用意する程度でした。
それが今やどうでしょう。
人気は大逆転。
ビール人気が低下し、ウィスキーが足りない事態となりました。
思えば、ハイボール復活が契機になったのではないでしょうか。
男の飲み物だったウィスキーが、女性もハイボールで飲みやすく、気軽に手に取り飲むようになった気がします。
私はお酒を飲みませんから、こうした事態を不思議に思いつつ、冷静に面白く見ています。
(アーカイブス)
2017/04/09(日)
身も蓋もないトルストイ
『クロイツエルソナタ』という短編があります。
トルストイは結構健康で60歳で第9子を設けた一方、夫婦仲が悪かったことで有名です。
結婚、性といった切実なテーマに大変現実的、かつ否定的に、また、一部の人に共感を呼ぶ見方をした強烈な小説を書いています。
私もどちらかというと、トルストイに同調する部分があることはあります。
しかし、読者サービスなのか、あまりに強烈です。
救いようがありません。
いわば非恋愛小説です。
恋に焦がれる若い人はこれを読んだらどう思うか。
最初から読まないか、途中でやめるか、そういうこともあるかとか表面上受け止めるか。
熟年世代にとっては、なんとも苦い小説です。
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