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アラン・グリースパンという人

 FRB、アメリカ連邦準備制度理事会議長、アメリカの中央銀行のトップだった人です。

 この人ほど信頼されたFRB議長はかつていなかったのではないでしょうか。

 なぜそれほど人望があるのか、その秘密が知りたくて、自伝を読んでみました。

 彼はエコノミストというより、統計学者、そして、コンサルタント会社の経営者という実践する側のビジネスマンでした。

 だから、あまり大言壮語は言わず、いわば慎重な地味な言葉を選んで、話します。

 あくまで常識人です。

 インフレを懸念、警戒し、デフレにはあまり言及していません。

 偉大なる常識人、穏やかな紳士、そして、確固たる理論に裏付けられた着実な行動、これらが信頼の素だと感じました。

(アーカイブス)
2015/04/19(日)
ポーズとしての反権力
 日本のマスコミの無難な態度として、反権力という姿勢があります。

 テレビ局はまさにそうした姿勢をとっているようです。

 しかし、放送法により不偏不党がうたわれているため、逆にあからさまに反政府を主張すると、政権与党から意見聴取されてしまいます。

 もちろん、何らやましいことがないのなら、意見聴取を拒否してもよい。

 ただ、反権力の態度をとっていても、実際は政府と良好な関係を保っていないと、自分の番組にゲストとして招待もできない。

 うまい具合に反権力のポーズをとりつつ、本当は政府に尻尾を振っている。

 どうもそういう構図に見えて仕方がありません。

     だいじ経営年金事務所http://daizizimusyo.jp

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