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消費税は預り金か

 元々、大蔵省が導入する際に、預り金とは言っていません。

 預り金的性格と言っていました。

 平成元年の導入当時、この預り金か預り金的性格かの違いで、問題になったはずです。

 私の解釈は、消費者から負担してもらった分をそのまま即納めるのではないから、預り金的性格と言ったのだろうと思っていました。

 実際は、税額計算上、負担分を算定するだけで、コストとして、納税する事業者が上乗せするだけの話です。

 だから、当然預り金ではなく、本当は預かり金的性格でもない。

 インボイス、適格請求書制度導入で、また、この預り金論争も出てきています。

 インボイス反対を解説してくれる識者が、預り金ではないことを微に入り細に渡り解説してくれています。

 初めから預り金的性格でもないことが、今回のインボイス導入で、明らかにされてしまったのです。

(アーカイブス)
2019/11/17(日)
身の丈発言の何が悪いのか
 どこも悪くありません。

 むしろ若者に対する年長者からの貴重なアドバイスととらえてよいかもしれません。

 これについては、国会議員を引退し、今はタレントととして活動している杉村太蔵氏が絶賛していました。

 この人は国会議員の間は言動に物議をかもしていましたが、タレントとしてコメンテーターとして、テレビに登場して至極まっとうな発言をして、見直しています。

 経済力の差で、有利不利が出るのはいわば当たり前、その点について、良い悪いはあるかもしれませんが、事実です。

 それを踏まえた上での応援という意味で言った発言ととらえるのがごく普通の受け取り方ではないでしょうか。

 入試に限らず、今後、就職、結婚等人生の一大イベントが若い人には続きます。

 身の丈、あるいは言い換えると、分ということをわきまえての行動は、より良い人生への一歩として、むしろ傾聴に値するのではないでしょうか。

 文科大臣として、また、安倍首相側近としての立場から、野党の揚げ足取りに使われた印象です。

岸田首相国連演説

 まるで正論ばかり言って周りから煙たがられる学級委員、ちびまる子ちゃんに出てくるマルオのようでした。

 人権尊重、対話の重要性なんて、当たり前。

 核廃絶、平和貢献も誰もが願っている。

 それが上手くいかないからどうするか、皆憂えて、悩んでいるのに、あの能天気な演説。

 誰もが本当に聞いていたら噴飯ものの演説でしたが、演説を聞く人はまばら、はなから相手にされていないようでした。

 演説後の記者会見でも人はまばら、外国プレスに至っては欧米は無視していたかのように見当たりませんでした。

 口先だけ、ロシア口撃だけはなぜか鮮明の日本首相は、欧米からすでに問題外のような扱いに見えました。

 ご本人は、外交得意、感動を与える演説と思っていたのかもしれません。

 しかし、ほとんどの外国プレスからは底の浅さ、中身のなさを見透かされ無視されていたというのが、現実のように見えたのは、皮肉が過ぎるでしょうか。

(アーカイブス)
2019/11/10(日)
白人のやり口
 東京五輪のマラソン、競歩が有無を言わさず札幌開催となりました。

 自分たちの決定を文句をいわず飲め、というやり口に怒りを感じた人は多いはず。

 人権、民主主義を標榜する欧米が実は、一方で、強権を発動する。

 歴史を見れば、こうした方法は、白人の常とう手段である事が分かります。

 日本は憲法で平和主義を取り、戦争をしないことを国是としています。

 しかし、戦前だって、別に戦争をしたくて戦争したわけではないはずです。

 現在も欧米は戦備を強化して、戦争をできる国に武装しています。

 日本だけが、相手の国の信義に任して、平和を願うだけです。

 大甘です。

 今回の決定に際してそんなことまで感じてしまいました。

三島由紀夫の『絹と明察』

 滋賀の近江絹糸の労働争議に材を取った小説です。

 あくまで小説で、フィクションですが、結構事実にも近いところが労働争議の場面ではあります。

 女工哀史の歴史から、繊維産業は、日本の産業の中心を担ってきました。

 旧式の家内産業的な古い経営、精神重視、プライベートまで及ぶ今から見れば前近代的経営が多く残っていた時代です。

 しかし、労働者の権利を求めて、ストを実行する話は古くて新しい話でもあります。

 21世紀も20年以上過ぎて、かつての労働争議と変わらない事態が、未だに日本では、西武そごうの例でもあるように、日本全国あるに違いありません。

 三島の小説以上に、今や、外資の参入、M&A流行の時代で、最新の問題になっているとも言えます。

 三島の小説で扱っている数ある予言の中で、この問題は、今現在の欧米式経営がすべて良いのかも問うているとも感じます。

(アーカイブス)
2019/11/10(日)
組織のゆるみは内閣だけか
 例えば警察。
 
 呆れさを通り越して、ああ、またかというくらい、取り締まる側の人間が捕まります。

 郵便局も最近不祥事が続きます。

 NHK職員の不祥事も多い。

 医者、有名大学生等々ゾロゾロつかまります。

 こんなにいわゆる正義の面々が捕まるのが、異常なのか。

 はたまたこれが普通なのか、少し違った思いにも至ります。

 実は昔も今も同じで、今は報道されるだけで、多いと感じるだけ。

 そんな気がしてきました。

評論家になるな!

 と、サラリーマン時代、トップが訓示でよく言っていました。

 批判ばかりして、自分では何もしない、口先ばかりで会社の空気を乱すなということでしょう。

 一理ありますが、同時に、経営者、幹部を批判するな、と言って恫喝しているようにも聞こえてしまいます。

 なんでも言える風通しの良い職場というのが、よく理想的な会社と言われます。
 
 ならば社内評論家も歓迎してよさそうな話です。

 到底そうはなりません。

 古今東西、そんなウェルカムな会社で、存続している会社はおそらくないでしょう。

 そういえば、社員一人一人が経営者のつもりで仕事に励め.といったようなこともトップから聞いたことがあります。

 これも陰で、大分、不評だったことも聞いています。

 内部に入れば、日本全国どこの会社も似たような実情ではないのでしょうか。

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2019/11/10(日)
脱税は犯罪
 芸能人が脱税で話題になり、芸能生活が危ぶまれています。

 重加算税という悪質脱税の結果としての懲罰処分を受けても悪質でないとするテレビコメンテーターに呆れました。

 手口が単純でも関係ありません。

 脱税は脱税です。

 そういうコメンテーターがいるということが、脱税に甘い日本の事情を反映しているかのようです。

 おそらく、脱税が結構共感を呼ぶ感覚を有しているのではないか。

 企業でも脱税をしてもいわゆる「見解の相違」でごまかし、あたかも悪いことを隠すかのようなコメントをします。

 そうした風潮を助長するかのようなコメンテーターには、レッドカードで、テレビに出ないでもらいたい。

 とにかく日本は脱税に甘い国です。

ラグビールール難しすぎる

 休日とはいえ早朝なので、ラグビー対イングランド戦はラジオで聞いていました。

 実況を聞いていると、結構臨場感があって、映像が目に浮かび、なかなかうまくアナウンサー氏は放送していました。
 
 しかし、音声だけで聞いていることで、明らかな事実が分かりました。

 ラグビーにつきものの反則が、アナウンサーにもよく分からないということです。

 また、どちらが反則したのかも判然としません。

 さすがに解説者は、そこのところをフォローして、実体を説明していましたが、それでも即解説者が分かっていたかとなると怪しい。

 ラグビーアルアルなのでしょうが、映像を見る限りは何となく見過ごすことがラジオでは露呈していました。

 ルールが難しい一方、見ていれば大体分かるのもラグビーです。

 ラグビーは中流から上流のスポーツと朝の『おはよう寺ちゃん』というラジオ番組で、イギリス在住の著述家の谷本真由美さんがラグビー母国の実情を言っていました。

 ルールがいろいろあるのもイギリスの中上流スポーツたるゆえんかもしれません。

(アーカイブス)
2019/11/10(日)
観光地値段
 今都心を中心に外国人の姿が目立ちます。

 まさにインバウンド、おもてなしをする観光立国を目指す日本の政策が実を結んでいるかに見えます。

 かたや、日本人庶民はそうした観光熱とは裏腹にデフレで、生活不安にさらされているように感じて仕方ありません。

 特にそう感じるのが物の値段。

 都心の飲食費の値段がまさに庶民感覚からいうと高い。

 観光地値段で、実質と合っていない感じがします。

 お店にとってはありがたい話で、インバウンド様様でしょう。

 たまに都心に行って、ものを食べようかと、値段を見ると異様に高い。

 その割に特別美味なわけでもない。

 それなら少し我慢して、地元のなじみの店で食べたほうがよほどよい。

 まったく二極化しています。
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