前から言われていましたが、コロナ禍を経て、また、若者の自殺が増えているといいます。
テレビでは、相変わらず、判を押したように、最後に、相談窓口を紹介して、相談するように言います。
多くの原因はいじめです。
はっきり言っていじめはどこへ行ってもあります。
子供の世界だけでなく、大人になってからでもあります。
できれば抵抗してほしい。
しかし、なかなかそれが難しい。では、どうすればよいか。
堂々と逃げればよい。とことん逃げて、逃げればよい。
相談するのも良いが、相談は人が言うほど簡単にはできないのが普通です。
孤独でよい。
却って、自分の内面を見つめ、勉強するチャンスです。
小説を読むとよい。それも世界の名作と言われた小説がよい。
みんな悩み、生き、答えが必ず書いてあります。
(アーカイブス)
2020/02/02(日)
テレビのあざとさ
あたかも偶然のように見せて、実は演出です。
食べ物屋の紹介などにこの手法を使います。
最近は、手を込んだ造りで、わざとテレビOKかと聞いてから店に入ります。
実は、これもやらせのような気がして仕方ありません。
ドキュメンタリーは、大体この手の手法を使います。
良心的な造り手は、ちゃんと演出だれだれとクレジットを入れます。
テレビは当たり前ですが、政府広報などもこの手を使います。
とにかく疑ってかかるのが、だまされないために必要です。
フランス革命からして、革新、民衆の蜂起です。
保守の王政、貴族社会を根底から崩して、民政に改革しました。
それがすべて良かったのか、そうでないことは、いろいろな歴史解説の本が言ってくれています。
そうはいっても、長い革新、リベラルの歴史があり、左翼こそ王道のような流れがあります。
ルペン氏のような結構それほど過激でもないような政策が、極右なんて呼ばれるのも、基本、左翼がベースになっているからでしょう。
仏革命が日本では礼賛され、いいことのようの長年思われてきました。
最近はそうでもないとテレビコメンテーターでさえ言い始めました。
冗談じゃない、昔から仏革命は結構疑問が出されています。
別に学者が書いた難しい歴史本でなくても、通常の物語小説でさえ仏革命の矛盾を当たり前に書いています。
有名な英の国民的小説家、チャールズ・ディケンズの『二都物語』では、仏革命直後の凄惨な政治状況を書いています。
読み物作家で、真剣な作風ではないのですが、当時の雰囲気を良く表しているのではないでしょうか。
(アーカイブス)
2020/02/02(日)
ドン・シーゲルが凄い
名匠・巨匠というよりはどことなくB級映画の監督といったほうがぴったりくる名監督です。
クリントイーストウッドと組んだ、危ない怪しげな風俗街に入るシーンにぞくぞくします。
とにかく、こうした猥雑なシーンが秀逸です。
なかなか個人的には経験できない、経験したくないようなシーンにドキドキしながら見入ります。
ダーティーハリーの映画で、おばあさんがキスマークをつけて、手紙を封筒に入れ、作業していたシーンには笑いました。
イーストウッドも映画監督としても一流ですが、こうしたシーンはドン・シーゲルにはかなわない気がします。
外国には結構危ない街かどがいっぱいあります。
映画でしか体験できない危ない街探検が、シーゲル映画で味わえます。
昔はNHK教育テレビ、今はEテレですが、その教育テレビで毎週、楽器学習番組を放送していました。
ピアノやバイオリン、クラシックギターなど、いつも楽しみに見ていました。
結構人気なコンテンツで、視聴率もかなりあったはずですが、今は全くなくなりました。
クラシック音楽ファンが少なくなり、需要が以前ほどないのが主な原因と思われます。
しかし、最近では、また、クラシックファンが若い人をはじめ増えてきている気がしています。
需要は確実にある。
ならばなぜ壊滅したか。
制作側が、出演者の選定でなかなか難しいのではと推察しています。
(アーカイブス)
2020/02/02(日)
悪役がいいと面白い
とにかく憎たらしく、主人公が敵いそうにないくらいでないと盛り上がりません。
古い洋画を見ていると、見事な悪役ぶりなのが、ロッド・スタイガー。
新人のマーロン・ブランドの出世作の映画『波止場』で、これまた新人だったスタイガーが沖仲仕の親玉の記憶があります。
ドクトルジバゴでもかなりの悪役ぶりでした。
西部劇でも非道ぶりが、名演で主人公をひきたてました。
名優です。
こんなにすごい悪役はもう出ないのではないでしょうか。
5回も結婚し、娘さんがオペラ歌手になっているそうです。
映画界を盛り上げようと、映画関係者が昭和の時代に作った日と記憶しています。
料金は半額で、昭和の終わりころは盛んに宣伝していました。
半額は、それ以降、1年1回だけでなく、数回、毎月、毎週1回なんて映画館によっては設けられていたようです。
今はあまり聞きません。
なくなってはいないのでしょうが、半額はどうなったのでしょうか。
映画料金は、日本は諸外国に比べ、以前は高かった。
それが長引くデフレで、日本の低物価が異様になり、ほぼ諸外国並みになったのでは。
でも敢えて映画館で見る人は少なくなった実感は否めません。
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2020/02/02(日)
やっぱり暖冬
一時寒くなりかけましたが、結局暖冬傾向は変わりませんでした。
野菜は安値で、消費者としては助かりますが、農家の人は死活問題です。
過ごしやすいとはいえ、厳冬の季節に生暖かい気温だとさすがに薄気味悪くなります。
もう2月ですから、暖冬は決まりです。
このまま春になり、桜も開花が早いでしょう。
そういえば国会と政治は、前から桜で大騒ぎです。
J1復帰決勝戦で、清水エスパルスと劇的な試合で、復帰を果たしました。
最初、かなりエスパルスに押し込まれていました。
それでも、踏ん張って、守り、0点に抑えていました。
しかし、キャプテンが痛恨のハンドで相手にPK を与え、失点してしまいました。
そのまま、1ゼロで、エスパルスが逃げ切るかに見えました。
最後の最後、相手ディフェンスのタックルがPK判定となり、今度はベルディ―がPKを決め同点にし、上位ということで引き分けでJ1昇格となりました。
ベルディ―は、Jリーグ創設時からの強豪で、ラモス選手、三浦知良選手などスター軍団で常勝チームでした。
それがJ2に落ち、なかなかJ1に復帰できませんでした。
清水エスパルスにしてもJ1が当たり前のチームでしたから、お互い復帰をかけて必死の試合でした。
PKで決まったというのも必死さを象徴していたかのような内容でした。
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2020/01/26(日)
球春は待ち遠しくない
プロ野球の話がキャンプイン直前とともに出始めました。
金で選手を駆り集め、その割に実力が伴わないかつての常勝球団に、愛想をつかして、まったくその手の話に興味を覚えません。
アンチですらなくなりました。
だから他の球団も推して知るべし。
どうでもよい。
今年はオリンピックがあり、野球がありますが、あまり見る気が起きません。
ソフトバンクの王会長が野球人気に危機感を感じているそうです。
まさにそのとおり。
野球は、他のプロスポーツに負けない、魅力があるか。
新人選手に期待する以外ないかもしれません。