最古の歴史を誇る週刊朝日が、休刊、廃刊になりました。
部数落ち込みが激しく、著しい読者離れに抵抗できなくなりました。
頑張っている文春、新潮もこの先どうなるか怪しい。
近所のコメダ珈琲で読む限り、なんというか、別に買って読むほどの気にはなりません。
思えば、昔は週刊誌以外には、あまり情報源がなく、それなりに魅力があった。
今は別に週刊誌がなくても、ネットニュースで結構、ニュースの裏側まで分かります。
週刊誌どころか新聞も取らない人が若い世代を中心に増えています。
この先、週刊誌が生き残るには、あまりに厳しい未来が待っている。
そう言わざるを得ません。
(アーカイブス)
2019/07/21(日)
ペットは家族か
ペットは家族です。
動物は人間と同じく魂を持っています。
言葉を話さないが、態度で明らかに感情を示します。
飼い主なら、言葉を介さなくても、動物の態度は分かります。
要するに人間と同じです。
喜怒哀楽、みんな同じ。
しかし、動物の命は短い。
別れは必ず来ます。
だから、動物というかペットとの別れは大変つらく、悲しく、当のペットも同じくつらく悲しがっています。
またしても中国の壁にぶち当たりました。
唯一、早田がシングルスで中国選手を一人破りました。
歴史に残る大接戦で、その一戦だけを見ると、大変素晴らしい戦いでした。
しかし、しょせん準決勝、ベスト4に残っただけで、大喜びするには、まだ早かったとも言えます。
ますます差は歴然としてきた感があります。
見ていると、日本選手は強い相手に当たると相手の圧で、外見では凡ミスを繰り返している感があります。
そうではないのでしょうが、ミスが多くなるのは確かです。
相手と対等に戦うには相手を上回る武器が必要です。
その武器が見当たらないのに、その前にミスして負けている。
そのへんのところは選手が一番分かっているはずです。
このままだと差は開くでしょう。
(アーカイブス)
2019/07/21(日)
年金の大きな誤解
年金の大きな誤解は、プロでも誤った理解をしていて、それを著書や講演で広めていることです。
まず、誤解の一つは、公的年金と私的年金を混同していること。
公的年金を言っているのにさも私的年金のごとく、選択自由な風な言い方、書き方をしています。
公的年金は、誰でも入らなければいけないもので、選択の余地はありません。
後は、私的年金だった厚生年金基金と公的年金の厚生年金との混同です。
公的年金は未だかつて破綻していませんし、今後も破綻しないことは確実です。破綻するのは、日本の破綻と考えてよいでしょう。
かたや、厚生年金基金は高い給付率の確定給付年金で、企業が払いきれずに多くの基金が破綻しました。
このイメージが強すぎるのか、まるで公的年金が破綻するかの如く言う人がいわゆる専門家でもいるのは困ったことです。
また、年金制度を積立のように考える人も、数は少なくなりましたが、いることはいます。
先の参院選で、公的年金制度を積立方式に改革するという公約を掲げた政党もありましたが、積立なら、貯蓄と同じです。
社会保険、社会保障足り得ません。
こんなバカなことを公約として堂々と掲げる政党がいるくらい、年金制度は誤解が多いということです。
読売に変えてから一番面白く読んでいるコラムが人生相談です。
質問が家族、友人関係など身近で切実なテーマであるのと、回答者が多様で、かつまともな回答なので、他の新聞とは違います。
結局、質問への回答は、妥当であり、いわば常識の範囲ですが、案外、こうした回答はないような気がします。
奇をてらった、私から言わせれば、疑問符が付く回答で、以来読まなくなった他の新聞の人生相談コーナーがあります。
それに比べると、読売の回答者の回答は、至極まともです。
そう考えると、質問もさることながら、誰が答えるかが重要です。
さらに一人だけでなく、バラエティーに富ませ、ある程度複数の回答者がいたほうが良い。
その意味からも読売の人生相談は面白い。
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2019/07/15(月)
年金のプロでも………
年金制度が景気経済情勢を反映して、毎年、修正を加える必要があるというのはある程度理解します。
しかし、年金制度が破綻に瀕していて、抜本的改革が必要かとなると、大いに疑問です。
それも年金のプロとされる経済評論家、学者、社労士などの資格者から言われると驚きます。
理論的に抜本的改革は難しいし、実際にはできません。
旧制度を手直ししつつ、新しい制度に引き継いでいくことならできるかもしれません。
現実を見ずして、ただ改革、それも抜本的改革を専門家と言われる人の口から出ることに呆れます。
意図的に言っているのか、誰かから資金を得て言わされているのか。
かげに大きなフィクサー、黒幕がいるのではと余計なことまで考えてしまうほど、おかしな発言をする人がいます。
おいしいものを連発して食し、うらやましい限りです。
一方で、番組のために必要以上に飲食しているはずで、いつも見ていて、健康はどうなのかと他人事ですが、心配しています。
太ってきたり、明らかに健康状態に異変がきたりしたりしていると、今はMCとしては失格です。
あくまで普通の体格の人が普通に食べて、感想を言って、それで視聴者にアピールできます。
グルメ番組を見ていて、たとえ複数MCがいても、最近目立つのが過去の放送の再編集番組です。
いくら何でも毎週毎週、食べてばかりでは、明らかに健康に異常をきたします。
しかし、いくら特集と銘打たれても、過去の放送の再編では、興をそがれます。
楽しみに録画していた番組も、即消すことになります。
グルメ番組MCの健康と番組維持、二律背反、制作担当者も悩んでいることでしょう。
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2019/07/15(月)
年寄りの言い分
かなりの額の年金をもらいながら、年金額が足らないという。
違うでしょう。
まず、年金をもらえることに感謝するのが先ではないでしょうか。
日本が安定して、年金制度が破綻していないから、毎月一定額が計算されて2か月に1度振り込まれます。
働かなくても現金が自動的に振り込まれる。
これに感謝するのが普通の人間の感情、感覚です。
額は人それぞれです。
足りない人が大半です。
しかし、それを年金返せとまで言うのはどういう神経をしているのでしょうか。
もしかして、反日、スパイ工作員では、とまで思ってしまいます。
ひと昔だったら、ベスト10を外さなかった人気企業が下位に沈んでいたり、全く名前が見当たらなかったりします。
そうかというと、新顔の知らない名前の横文字企業がランクに入っていたりします。
最新2024年入社希望者対象のランクがこの間新聞に載っていました。
トップは伊藤忠、次いで日生、大和証券と続いています。
ちょっと前までは、商社冬の時代と言われ、人気企業から脱落していた商社人気が復活してきました。
元気がないのが、日本経済の屋台骨で支えてきた製造業です。
ざっと見て、製造業でめぼしいのが42位のソニー、49位キャノン、69位パナソニック、100位日立といったところ。
上位とは言えなくなった製造業も他の分野に進出し、多角化しているところがかろうじて昔の名前を維持しているような印象です。
かつての超人気企業の自動車産業が1社も100位以内に見当たりません。
日本一の企業といっていいトヨタさえ入っていません。ちなみに豊田通商は71位に入っています。
若者人気は現金だし、流行は恐ろしいですが、何か日本の将来を予言しているかのようでもあります。
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2019/07/15(月)
スローガンのうさん臭さ
CMが胡散臭いのは確かですが、CMばかりでなく、世の中のスローガンが胡散臭い。
事実と逆のことを言っているのがスローガンのようです。
実際にそうでないから、逆のスローガンを言う。
そう考えるとしっくりし、納得し腹に収まります。
しかし、世の中スローガンであふれています。
右も左もスローガンだらけ。
逆に、今言ったように明らかなスローガンに対して、ああこれは逆のことなんだと思えば、腹もたたず、真相も見えてきます。
一番はスローガンを見ずに過ごすことですが、見ずに済ませないほどあふれかえっています。
せめて逆に見るくらいで精神衛生を保っています。